この学生さんはマーク模試を含めると漢文は3回目の満点です。東海地区の一貫校の学生さんで、医歯薬組3クラスのうち一番上のクラスに在籍しています。
その為、理系にも関わらず、国語もハードですが、1年かけて校内平均点弱から仕上げ、評論、古文、漢文を仕上げてきました。今年になって200点満点中で180点を下りません。
彼女と、河合塾のマーク模試の黒本を授業で扱ったとき、評論をよんでいると、
ことばの「内的感覚」を感じるようになるほど、深くわかるようになるには、その、ことばを伴う経験が必要で、必死に表面的に追っている時にはまだまだで、気がついたら、内厚い壁が透明化してきて内なる感覚に届いていた
という次元になるまで「待つ」という姿勢が必要という内容がありました。
勉強に置き換えても、時間をかけることによって、深部に届く揺るぎない実力を作ることにつながると思います。
受験本番前ですが、気持ちの余裕をもって、どんどん攻めていっています。
追い込まれていません。
直前でのこの強さ、ライバルからのアドバンテージ、わかりますか。