自分の実力よりも高いところを目指す、本当に行きたいと希望して地道に取り組むことで成果がでています。
オンライン授業の国語の学生が飛躍的に伸びました。
高校入試合格判定模試40点→80点、偏差値21アップの68まで、飛躍した生徒がいます。
体験授業の時は、座ってゴソゴソ、落ち着かない様子で、国語に取り組むのがすごく苦手なのだなということが伝わり、 受講に至るのか?というくらいでしたが、受講開始後は、関西圏のトップ校に行きたいという気持ちで、丁寧に取り組んでくれていたとのことです。宿題も、オンライン授業までに余裕を持ってきちんと計画的に提出しています。
驚いたのは、模試への準備の丁寧さです。
授業で学んだことを生かしてのシミュレーションで、設問の要求にきちんと応えた解答を心掛け解き直しを繰り返した、とのことです。
結果を出したい、志望校に合格するためには、結果を出さなければいけない、ということに実行が伴っていました。
構えと解法のどちらにおいても、おろそかにせずに粛々と取り組む、両者揃ってこその結果だと思います。
また、これまで、自宅学習メインの学生で、指導者の個人的な戦略に染まってなかったのも良かった、実直に取り組んだ点も大きかったと思います。
解法さえわかれば、時間配分や記述は自分で勝手に考えてするようになる、という意見もありますが、「苦手なのだから、選択問題のみ解きなさい」など、一度刷り込まれた習慣はなかなかすぐに修正が利くものではありません。
とりわけ、それが有名な進学塾の先生の教えともなると、真面目なお子さんはきっちり守ります。模試を受けてもそこが改善・実践の場でなければ、こちらで解法を指導しても、実践に移されることはないのは残念なのものです。
基本的に、当塾は、基礎と演習を丁寧に取り組むことを主軸とします。つきつ離れつの距離感で、自分でやらないと進まない、という方針です。
指導者の力量以上の結果をこの生徒にもたらしたのは、生徒自身の自立した学習姿勢の賜であります。その次の模試では偏差値72を越えていました。